コンテンツ情報
公開日 |
2013/04/11 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
8ページ |
ファイルサイズ |
3.44MB
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要約
ユーザー視点では、「レポートの情報が古い」「レポート作成を依頼してもすぐには提供されない」。情報システム部門の視点では、「レポート作成やデータロードに時間がかかる」「同じようなデータを持つデータマートが乱立し、運用コスト負担が大き過ぎる」……。企業の情報系システムにおけるこうした課題は、なぜ解決できないのか? その理由は、「基幹系システムの考え方で情報系システムを作ってしまった」からに他ならない。
基幹系システムの主目的は、人間が行うプロセスをITに置き換えることだ。一方で、情報系システムは、豊富な情報量と分析力で人間を支援することで、勘と度胸とひらめきの精度を向上させることを目的とするシステムだ。しかし、企業の情報系システムの多くは、日常業務からレポート作成までを自動化したプロセスの中で、データ集計とレポート作成を情報系システムと呼んでいるにすぎないのだ。
このホワイトペーパーでは、これまでのDWH構築の過程を振り返り、現状の情報系システムが抱える課題の根本原因を明らかにしながら、本質的な課題解決の方法を考える。