Publickey 新野淳一氏が迫る「適材適所のクラウド活用」

　IaaSやPaaSなどが市場に多く登場し、企業向けクラウドサービスは多様化している。成長を続けるクラウド市場の中で、2012年に大きな動きを見せたのが日本アイ・ビー・エムだ。社内システムをクラウド移行する際に、その適合度を見極めた「適材適所のクラウド利用」の提案や、開発と運用の溝を埋める「DevOps」をクラウド活用で推進するといった、これまでのクラウド提供ベンダーとは異なる画期的な戦略で、エンタープライズ・クラウドを提供しているのだ。

　本書では、日本アイ・ビー・エムのクラウド戦略とそれを支える技術・サービス、導入コンサルティングなどの取り組みを一挙に紹介。現在はブログ「Publickey」を運営している新野淳一氏が日本アイ・ビー・エムのキーパーソンに話を聞き、同社のクラウド戦略とそれを支える技術の優位性を探った。