事例
株式会社ネットワールド
校内システム仮想化事例:「外部ストレージなし」で高信頼VMware環境を構築できたわけ
コンテンツ情報
公開日 |
2012/12/18 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
755KB
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要約
サーバ台数や消費電力量の削減など、ITインフラの最適化に多くの効果をもたらす仮想化技術。しかし、実際にシステム構築する上では、「コストをいかに抑えるか」も重要な課題だ。この資料は、北海道札幌市に校舎を構える北星学園大学付属高等学校における、校内システム仮想化の導入事例である。
同校では生徒1人ひとりに専用データフォルダを提供しており、3年間に作成したデータを全て保存できるようにしている。しかし、最近ではデータ容量が肥大化し、ファイルサーバの空き容量を逼迫するようになっていた。また、機器類の経年劣化に伴う性能/信頼性低下も大きな問題だった。システムの信頼性・安定性向上にも早急に取り組む必要があった。
これらの課題を抜本的に解消すべく、同校は仮想化の導入を決断する。しかし、ここで問題になったのが、新システム構築のための「コスト」である。仮想化基盤として選んだVMwareの高信頼機能を利用するには、共有データストアが必要になる。そのためにネットワークストレージを新規調達するとなると、システムコストが嵩んでしまう。検討の末、高い信頼性を確保しつつ、コスト削減を図るために同校が選択したのは、「仮想ストレージ」というソリューションだった。