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日本アイ・ビー・エム株式会社

事例

日本アイ・ビー・エム株式会社

帝国データバンクが数十億件のテキストデータを30分で処理できるわけ

既存の企業情報とインターネット上のビッグデータを統合し、顧客がマーケティング分野などで利用する特定業界企業データのリストアップサービスの付加価値を向上させた帝国データバンク。そのコアとなるテキスト処理エンジンの選定理由と実力を、担当者が明かす。

コンテンツ情報
公開日 2012/11/30 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 4ページ ファイルサイズ 1.36MB
要約
 100年以上にわたり、企業信用調査に基づく情報を顧客に提供してきた帝国データバンク。同社では、160万社の信用調査報告書ファイル、68万社・440万期の企業財務データベース「COSMOS1」、142万社の企業概要をデータベース化した「COSMOS2」、410万社(内法人数300万社)のTDB企業コードなどに基づく経営情報を保有している。しかし近年では、インターネット上に発信される情報が企業経営に少なからず影響を及ぼすようになってきたことから、こうした情報を取り込んで既存の情報に付加価値を加えることが急務となっていた。

 その第一歩として、同社は既存の企業情報とインターネット上のビッグデータを統合し、顧客がマーケティング分野などで利用するための特定業界企業データのリストアップサービスの付加価値を向上させた。その技術基盤として、Hadoopによる分散処理機能を搭載したビッグデータ分析ソフトウェア「IBM InfoSphere BigInsights(BigInsights)」を採用。BigInsightsをコアとしたテキスト分析システムでは、それまで数日かかった数十億件のテキストデータ処理を30分に短縮したという。なぜ同社はBigInsightsを選んだのか。その導入の経緯、製品選定理由を担当者が明かす。