コンテンツ情報
公開日 |
2012/11/27 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
1.36MB
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要約
家電製品やスポーツ用品、生活雑貨など多様な商品を取り扱う「ジャパネットたかた」。同社は生放送でのテレビショッピングを開始した2001年から10年間で売上高を3倍以上に伸ばし、会員数も大幅に増加してきた。一方、システムが処理するデータ量も年率15%の割合で伸び続け、システムへの負荷が増大していた。
特に課題があったのは、基幹系システムのバックアップ。スナップショットの作成やバックアップデータの保存が大きな負担となっていた。さらに、売り上げの増加に伴いトランザクションが増加したことで、情報系システムの処理性能の低下も見られていた。同社は、データ処理能力の拡大と業務効率の向上を目指し、新たなストレージ基盤を採用。その結果、これまで夜間のバックアップ処理を3時間から30分まで短縮し、情報系システムのデータアクセス速度を約10倍まで向上させた。
本稿では、ジャパネットたかたが実施したストレージ環境の改善策とその効果を紹介する。