資本コストや株価を意識した経営への要請や、PBR(株価純資産倍率)1倍割れ企業への警鐘強化を背景に、上場企業には中長期的な企業価値の向上が求められている。しかし日本企業のPBRは欧米主要国に比べて低水準にとどまるのが現実だ。その要因の一つとして、日本経済の中核を担う中堅企業層の成長停滞という課題が挙げられる。
中堅企業が成長のポテンシャルを発揮できない背景には、意思決定の属人化や部門/機能の分断、データ基盤の未整備といった共通の課題がある。さらに変革の中核を担う経営企画部門も、少数精鋭体制の中で社内調整や資料作成に終始し、経営の参謀や変革リーダーとしての役割を果たせていないのが実態だ。
このような壁を突破するには、目先の売り上げ/利益に偏重するPL脳から脱却し、事業別B/SやROIC(投下資本利益率)に基づく投資効率を重視した経営へ転換することが欠かせない。本資料では、これからの経営企画部門に求められる4つの機能やスキルマップ、中期経営計画やM&Aを成功に導く変革ステップなどを事例を交えて解説する。