経済産業省が推進するSCS評価制度(サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度)への対応が急がれている。同制度は、ランサムウェア被害の急増や海外拠点を起点とする攻撃の拡大を背景に、サプライチェーン全体にセキュリティ対策を求める枠組みだ。制度では、自己評価を行う星3と、第三者評価まで求められる星4が設けられている。
一方で現場では、有事に指示を出す実務担当者の不明確さ、IT部門の目が行き届かない海外拠点の管理、バックアップや訓練不足に伴う目標復旧レベルの設定不備といった課題を抱えている。このような課題に対応するため、SCSの7大評価分類のほぼ全てをカバーするサブスクリプションサービスが提供されている。
同サービスはマッキンゼーやマサチューセッツ工科大学などと連携して構築した「データレジリエンス成熟度モデル」を用いて、組織の現在地を点数化し、目標復旧レベルの設定を支援する。さらに、有事を想定した演習から、実際のインシデント発生時の復旧支援までを包括的に提供し、最大500万ドルのランサムウェア費用補償が組み込まれたエディションも用意するなど、企業のセキュリティ対策を一貫して支援する。
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