システムの分散化や複雑化に伴い、従来の監視(モニタリング)から、システム状態を深く把握する“オブザーバビリティ”への移行が進んできた。しかし、自律的に動くAIの組み込みが進む今日、従来のシグナル収集だけでは全容を把握できないという新たな局面を迎えている。
また、データの急増は運用現場の負担を増大させている他、AIシステム特有の非決定論的な挙動が出力精度の低下といった信頼性の問題を引き起こしている。従来のアラートが発生しないまま応答品質が落ちる“気付きづらい不具合”が発生し、システムの動作が「ビジネスにどのような影響を与えるか」を判断するのが困難な状況だ。このような問題を解消するには、可観測性を次なる段階へと進化させることが必要になる。
そこで本資料では、AI時代の新たな運用アプローチといえるエージェンティックオブザーバビリティの定義や背景を解説するとともに、それを支える3つの基本機能を詳しく解説する。移行の根底にある規模/信頼の問題についても解説しているので、AI時代の適切な運用管理を実現する上で、ぜひご活用いただきたい。