製造業における新規事業の創出には独特な難しさが伴う。生産立ち上げまでに多大な時間と資金を要するという特有の事情があるだけでなく、スタートアップや非製造業のセオリーをそのまま適用することもできない。多くの担当者は、日々もがきながら事業化への険しい道を進んでいるのが実情だろう。
そこで参考としたいのが、住友電気工業で新規事業開発本部の企画業務部長として、11年にわたり複数事業の立ち上げを経験してきた福田氏が語る経験談と実践的な知見だ。同氏によると、製造業の新規事業において、当初思い描いていたストーリー通りに進まない場合の判断ポイントは3つあるという。
また、新規事業における事業計画の達成可能性を著しく下げる問題として同氏が指摘するのが「タラレバの6乗」のような事業仮説だ。達成確率が80%の仮説を6つ重ねると達成率は26%となる。よく検討したつもりの計画にもこのような落とし穴があるため、仮説に対する認識を改める必要がある。本資料では、新規事業を失敗させないための「3つの判断ポイント」と「タラレバ問題の克服法」についてさらに詳しく解説する。