農協や漁協など、農林水産業者の協同組合を基盤とする金融機関である農林中央金庫(農林中金)では、2021年から業務プロセスの見直しを伴うDXを開始し、組織体制とシステムを刷新しながら、さまざまな取り組みを進めている。その1つが、ローコード/ノーコード開発基盤の導入によるアプリケーション開発の効率化だ。
その過程で、同金庫は内製化の必要性を痛感する。当初は開発を外部に委託していたが、外部に頼っているだけでは目指す方向にシステムを進化させることができないと判断したためだ。そこで同金庫は、属人化していた多くの業務を取り込んでプロセスを含めた標準化を進めつつ、フロント系のアプリケーションもエンドユーザー開発で作ったものを中心に再構築するなどして、内製化を進めていった。
また、同基盤を使ってアプリ開発を加速させる中で、AI活用によるデータの利用量増加が予測されたことから、高性能データベースも導入。バッチ処理の完了時間が短縮され、処理時間も約2倍に向上するなど、大きな成果が挙がっているという。同金庫の取り組みを、本資料で詳しく見ていこう。