FX取引は、秒間数万件規模のレート処理と24時間365日の安定稼働という、極めて高い信頼性と可用性を求められる金融サービスだ。SBIグループでFX取引基盤の開発・提供を担うSBIリクイディティ・マーケットも、そのような高い要求に応え続ける中で、運用開始から機能追加を重ねてきたデータベース中心のモノリシックアーキテクチャが複雑化するという課題に直面していた。
今後見込まれる取引量の増加やビジネス変化に合わせたサービス拡張に柔軟に対応するには、新たな基盤への移行が必要とされた。そこで採用されたのがシステムを機能ごとに分散させるマイクロサービス化だった。ポイントは、サービス間のデータ連携において、データの順序性と信頼性を担保できるメッセージング(MQ)技術の採用だ。
ただしMQの中核に選ばれたオープンソースソフトウェアを、自社だけで保守・運用するのは技術的にハードルが高く、信頼できる商用サポートを備えた基盤を選定したという。本資料では、モノリシックな基盤が抱えていた課題から、マイクロサービス化による刷新の進め方、商用サポートを選んだ基準まで詳しく紹介している。自社基盤を刷新する際の参考にしてほしい。