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アイティメディア株式会社

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AWSとアマゾンの関係(2):AWSがアマゾンの最大の事業になる日

AWSの総責任者であるアンディ・ジャシー氏は、「AWSはアマゾンの最大のビジネスになる可能性がある」と話している。AWSの現在の売上は、アマゾンの総売上の10%に満たないが、AWSの戦略を考えると、あながち無謀な発言とは思えなくなってくる。

コンテンツ情報
公開日 2015/01/30 フォーマット PDF 種類

レポート

ページ数・視聴時間 11ページ ファイルサイズ 534KB
要約
 Amazon Web Services(AWS)の総責任者であるアンディ・ジャシー氏は、2014年11月の同社イベント「AWS re:Invent 2014」におけるプレス・アナリスト向けQ&Aセッションで、「AWSはアマゾンの最大のビジネスになる可能性がある」と話した。

 現在のところAWSの売上はオンライン小売の10%にも満たないため、大胆な発言に聞こえる。さらに、アマゾンをインターネット小売企業というイメージでとらえると、「いくら何でもAWSが本業になるはずはない」と思いたくもなる。

 だが、同社を、配送やIT/デジタル関連のイノベーションを生かして、「より多くの顧客に、安定的により多くの消費をしてもらえるような関係」を構築し、維持することを目的とした企業ととらえるなら、AWSはアマゾンにとって最も親和性の高い事業だといえる。

 実際、AWSは独自商品を無限につくれるビジネスだ。同社は一般企業内のエンドユーザーにもターゲットを広げ、サービスを増やしているが、こうしたサービスの充実に加え、企業におけるセキュリティ上の課題に対する効果的な解決策を提示できれば、AWSはアマゾンの最大のビジネスになってもおかしくない。