「リーン・スタートアップ」のエリック・リース氏が語ったこと

　「リーン・スタートアップ」の著者であり、これをムーブメントとして推進しているエリック・リース（Eric Ries）氏が、2013年6月初めに米IBMの開催したイベント「IBM Innovate 2013」で2度にわたり講演し、聴衆からの質問に答えた。

　リース氏は著書でも説明しているが、企業は規模の大小や歴史の長さを問わず、極端に事業の見通しが立ちにくい、不確実な時代におり、これまで常識と思われてきたマネジメントについての考え方が、有効性を失ってきていると話した。事業の進め方や成否を図る尺度を根本的に見直す必要があると主張する。

　IT INSIDERでは今号、次号の2回にわたり、リース氏がInnovate 2013で語ったことをダイジェストでお届けする。