PPAPとは、暗号化ZIPファイルをメールで送り、続けてパスワードを別メールで送る手法である。しかしこの方式は、「ウイルスチェックができない」「暗号化が容易に突破される」「2回送信の意味が薄い」など複数の弱点を抱えており、セキュリティと生産性の両面で限界が指摘されている。実際に政府でも2020年に廃止が発表されるなど、危険性が広く認識されている。
2026年6月には三菱UFJ銀行が脱PPAPを宣言し、金融業界でも従来慣習からの転換が加速している。高機密データを扱う企業ほど、誤送信・盗聴・ウイルス拡散といったリスクを避けつつ、業務効率を損なわない新しい送受信方式が求められているのだ。このような時流の中で、安全性と利便性を両立するクラウド型のファイル転送サービスが注目されている。
本資料では、通信経路と保管ファイルの自動暗号化、物理的痕跡を残さない特許技術、IP制限による専用線同等の制御、承認フローや証跡管理などを備えた転送サービスを紹介する。大容量ファイルでも分割不要で送受信でき、盗聴・誤送信・シャドーITのリスクを抑えながら作業負担を軽減できる。PPAPの限界を打破する実践的な選択肢として参考にしてほしい。