累計ダウンロード1億件超のスマホゲーム「にゃんこ大戦争」を運営するポノスが、メンテナンスで止めない“無停止運用”を貫きながら、運用基盤の大部分をAWSからGoogle Cloudへ移行した。本資料は、その判断と舞台裏を解説する。
移行のきっかけは、ログがAuroraやS3、BigQueryに分散しITインフラが複雑化していたことだ。特にAuroraはAWS都合のメンテナンスで年に数回のダウンタイムが避けられず、現場の負担になっていた。一方、Google Cloudの「Cloud Spanner」はメンテナンスによる停止が発生せず、ACID特性とNoSQL並みの拡張性を両立する。データを同じGoogle Cloud内に集約し転送料金を抑える狙いもあった。
ポノスは無停止移行のため「引っ越しサービス」と名付けたAPIを開発。第1回は設定不備で失敗するも10分でロールバックし、改修を経て2025年1月に完遂した。IaC化で可視性も高まり、「いつでも次のプラットフォームへ移れる状態になった」ことが最大の成果だと振り返る。欧州銀行のGoogle Cloud採用事例も併せて紹介する。