B2B ECの導入においては、得意先ごとの個別価格や掛け取引といった複雑な商習慣を管理するため、基幹システムとの連携が前提になる。そのため、基幹ベンダーのWeb受注システムが選択肢にあがりやすい。しかし、B2B ECを成功させるには、正確な処理という社内視点だけではなく、顧客にどう使われるかという視点も重要になる。
実践においては、正確性/安定性を重視して社内業務を改善する「業務効率化」と、使いやすさ/柔軟性を重視して比較検討を支援する「営業活動の補完」という2つの役割を同時に実現することが求められる。基幹システムとECシステムは、情報を整理する役割と情報を届ける役割という根本的な違いがあるため、この二面性を理解した“戦略的なすみ分け”が設計の肝になる。
このようなすみ分けを具体化するのが、基幹システムの連携と柔軟なフロント機能を併せ持つB2B ECプラットフォームだ。導入によりERPとシームレスに連携し、注文から出荷/請求までのフローを最適化させることが可能になる。本資料では、B2B ECで成果を出すための戦略的なシステム設計について解説する。