経理業務の基盤としてExcelを使用している企業は多い。しかし、Excelへの依存は業務のブラックボックス化や属人化を招くだけでなく、不正やミスの温床となるリスクも高めてしまう。そのため近年では、クラウドERPを活用してExcelから脱却しようとする動きが加速している。
クラウドERPを導入するメリットは、システムの標準機能によって、Excelが構造的に抱えるリスクを解消できる点にある。例えば、Excelでは「誰が、いつ、どのセルの値を書き換えたのか」といった操作ログを追跡することが難しい。一方、クラウドERPであれば、全ての操作履歴を自動で記録できる。そのため、監査法人や内部監査部門に対して証跡を迅速に提示できる。J-SOX法(内部統制報告制度)が求める内部統制の有効性評価においては、証跡の欠如が重大な指摘事項となり得るため、クラウドERPによるガバナンス強化は有効なアプローチといえる。
本資料では、Excel依存が招く経営上のリスクと、クラウドERPによる解決策を解説する。内部統制の強化と業務の効率化を同時に実現し、企業の信頼性を高める経営基盤を構築するためにも、参考にしてほしい。