従来のICカードによる入退室管理では、カードの紛失対応やなりすまし防止、発行・管理コストの増大など、管理者と利用者の双方に負担が生じる点が課題となっていた。このような背景から、顔認証システムの導入が拡大している。電気錠と連動させることで、手軽かつ非接触で認証を行い、利便性と安全性を同時に高める仕組みとなる。
認証精度は99.67%と高く、マスクを着用した状態でも本人確認を行える。最短0.3秒の高速認証により、円滑な入退室を実現する。システム構築に専用の認証機器が不要であり、市販のタブレットと専用のアプリを使用する。認証時にはタブレットで照合を行い、コントローラーを介して制御盤へ信号を送って電気錠を解錠し、同時に入退場ログをデータベースに記録する仕組みとなっている。
さらに、Web管理画面を用いた複数拠点の集中管理や、ユーザー属性に応じた柔軟なアクセス権限の設定にも対応する。さらに顔認証が困難な場合の代替手段や、セキュリティレベルを高めるための付加機能も用意されており、企業の運用環境に合わせた最適な入退室管理を構築できる。