錦秀会は大阪市南部を中心に複数の病院/介護施設などを運営する医療法人だ。2022年6月、大阪市内に点在していた4つの病院の人的/物的リソースを集約し、急性期型の阪和記念病院と医療療養型の阪和病院の2つの病院として新築移転を果たした。この統合を機に、各診療部門に散在していた多数のサーバと小型UPS(無停電電源装置)を一元管理できるサーバルームを構築した。
10年間のライフサイクルコストを試算した結果導入したのは、集約型UPSによる消費電力の削減効果が期待できる上に、運用を止めずにバッテリー交換が可能な点が病院にとって大きなメリットだったからだ。さらに、限られた空間を逆手に取った空調とラックのレイアウト設計により、空調の設定温度を20~22度から25~26度まで引き上げられ、サーバやUPS集約の効果と合わせ、消費電力を従来の約3分の1程度まで圧縮できたという。
併せてITインフラを統合監視できるソフトウェアも導入し、現場にいなくても温度/湿度/電力量を一元把握できる体制を整えた。本資料では、錦秀会によるサーバルーム集約の効果を詳しく解説している。