大林組は年間約2.6兆円の売上高(2025年3月期)を誇る日本有数の総合建設会社だ。同社では長年、建設現場の書類管理にExcelが多用されてきたが、書式の不ぞろいや書類量の多さにより、母店(常設部門)側での集計・分析が手作業による「バケツリレー」となり、大きな業務負担となっていた。また、現場の多忙さから管理業務が滞り、書類の不備に起因する作業の手戻りリスクも懸念されていた。
このような課題に対し、同社は現場のワークフローを維持しつつ、データの統合と可視化を両立する「業務管理プラットフォーム」を導入した。Excel運用を前提とした共存戦略を採用し、外部機能との連携によってデータを1クリックで読み込む仕組みを構築した。これにより、ダッシュボード上で書類の完了率やタスクの達成率を即座に把握できる「俯瞰的なプロジェクト管理」を実現した。
本資料では、現場の抵抗を抑えて導入に成功し、タイムリーな進捗把握と業務効率化を成し遂げた同社の事例を紹介する。全ステークホルダーを巻き込んだ将来的なプラットフォーム構想についても触れられており、建設業界のDXを推進する際の参考となる内容になっている。