総合エンジニアリングカンパニーのエクシオグループは、連結子会社が139社に拡大した結果、IT環境の複雑化やネットワーク回線の逼迫(ひっぱく)、機器の老朽化といった課題を抱えていた。またオフィス回帰が進む中、トラフィックの増大が懸念されたため、本格的な業務再開を前にネットワーク環境の刷新を決定した。
刷新に当たっては、従来の専用線からIPoEネットワークへ移行した。中核製品として採用したIPsecルータ「FITELnet」シリーズには、複数拠点で1つの暗号鍵を共有し、フルメッシュ型の暗号化通信を実現する独自技術が搭載されている。この仕組みにより、拠点数が増えても設定が簡素で、データセンタを介さない直接通信が可能となった。運用面では、クラウド型のルータ管理サービス「Fらくねっと」を活用し、遠隔から機器を監視し設定変更をテンプレート化できるようにした。これにより、運用担当者の負担が大幅に軽減された。
さらに1拠点当たりの回線コストを4割削減し、通信速度は約5倍に向上した。また、運用体制の最適化や、キッティング作業日数の短縮といった成果も得ている。本資料では同社の事例を通じ、これらのソリューションを紹介する。