DXの推進やクラウドの普及が進む中、インフラには柔軟かつ迅速に拡張できることが求められるようになった。また、IoTや5Gの進展によりエッジコンピューティングの重要性が高まるにつれ、分散型のデータ処理拠点も必要になっている。さらに、災害時にも迅速な復旧が可能であることに加え、冷却効率やエネルギー効率の向上を図れる点も重視されている。
このような要件に応える選択肢として注目されているのが、コンテナ型データセンターだ。コンテナの中にサーバーやストレージ、ネットワーク機器などのIT機器に加え、冷却装置や電源設備を搭載した移動可能なデータセンターである。モジュール単位で構成されているため、必要な分だけ柔軟かつ段階的に拡張できる。設置場所へ搬入すれば稼働可能なため、遠隔地やエッジコンピューティングの拠点として活用できるほか、災害復旧用など一時的な需要にも対応可能だ。
加えて、用途に応じて冷却方式や電力構成を調整できる点もメリットの1つといえる。本資料では、従来のビル型データセンターとの比較を交えながら、コンテナ型データセンターの基礎知識や検討ポイント、最新の技術動向を解説している。