近年、C++言語を用いたソフトウェア開発が増え、C言語からの置き換えや併用のケースが見られる。C言語とC++言語は高い互換性を保つものの、言語機能の違いによってプログラム設計やコードスタイル、メモリ管理の方法などに差異が生じる。そのため、C言語のレガシーコードとC++言語の新規コードが混在する開発を行っている場合は、不具合が発生しやすい状況となる。しかし、両言語にまたがる処理の確認には開発者のスキルと労力が必要となるため、現場の負担が大きい。
このような課題を解消するには、C言語とC++言語の処理を効率的に検証し、混在コードの問題を早期に発見して、深刻なバグの発生を防ぐことが重要となる。本資料では、C言語とC++言語の混在環境における効率的な検証手段として、静的フロー解析について解説している。
具体的には、静的フロー解析を導入することで得られる利点、静的フロー解析テクノロジーと言語混在環境での有用性、さらに実際の解析例を紹介する。両言語の混在環境における解析の導入に関心がある方は、ぜひ一読してほしい。