8億7200万件の情報漏えい違反が発生？　調査が示すデータセキュリティの死角

　クラウドやAIアプリケーションへの依存が強まる中、企業にとって機密情報を保護することの重要性はかつてないほど高まっている。あるグローバル調査によると、情報漏えい防止（DLP）違反を含む12億件以上のトランザクションを分析した結果、AIアプリケーションで420万件もの違反が確認され、機密情報が漏えいする大きな要因となっていることが分かったという。

　また、3000を超えるSaaSアプリケーションで、8億7200万件以上の情報漏えい違反が発生していることも分かった。漏えいしたデータの中には、氏名／社会保障番号／国民識別番号などが含まれていたという。また、電子メールやクラウド上のファイル共有アプリケーションにおいても大量の情報漏えいが確認されるなど、リスクは多岐にわたる。

　そのため企業には、データを検出／分類し、さまざまなチャネルで保護するためのデータセキュリティ製品を早急に導入することが求められている。本資料では、AIアプリケーションやSaaSアプリケーションなどの4つの領域における情報漏えいの実態を解説するとともに、データセキュリティとレジリエンスの向上に向けたベストプラクティスを紹介する。