法務担当者にかかる負担を解消、事例に学ぶ契約書レビューサービスの実力

　契約書のレビューは企業活動には不可欠である一方、その専門性の高さと負荷の大きさから担当者の負担が課題となっている。その支援策として注目されるのが、AIを活用した契約書のレビューサービスだ。特化型AIと弁護士の監修を組み合わせた仕組みにより、さまざまな企業で活用が進んでいる。

　法務業務を一人で担うフィードフォースグループでは、担当者がチェックして修正を加えた契約書を同サービスに確認してもらうことで、精神的負担を解消した。会社代表が法務を兼任する日本特殊光学樹脂では、海外企業との取引における英文契約書レビューの遅延を改善し、リスクポイントを迅速に把握することで取引全体の効率化を実現した。

　また、法務部3人体制のエーピーコミュニケーションズでは、属人化や英文契約書の翻訳コストとリードタイムが課題であったが、導入後は契約書を読み込む時間が減少し業務効率が向上した。さらに、英文契約書の翻訳も迅速に行えるようになり、コスト削減とスピード向上の効果が顕著に現れている。本資料では、法務体制が異なる3つの企業へのインタビューを通じて、同サービスの導入効果を紹介する。