個人向け・法人向けに広く金融系Webサービスを展開するマネーフォワード。同社は2012年の設立以来成長を続け、現在は50以上のプロダクトを提供し、それを構成するマイクロサービスは100を超える。オンプレミスで運用していたシステムは、2017年以降、順次、クラウドへの移行を進めている。
その中で問題となってきたのが、OSSツールによるシステム監視だ。専門知識が必要な上、障害予見など高度な使い方が難しいといった課題があった。また、急スピードでプロダクトの数が増え、それを構成するマイクロサービス間の依存関係も複雑になり、システムの信頼性を担保するためのモニタリングの重要性が高まっていた。一方、プロダクトの成長に合わせてインフラエンジニアの数を増やすことは難しい状況だった。
そこで同社は、専門知識がなくても扱える統合監視ソリューションを導入。ユーザー単位の課金ではないため、コストを抑えつつ数多くのメンバーが使えることが導入の決め手になったという。これにより、プロダクト開発チームによる自律的なシステム運用を実現するための土台を構築できた。本資料では、同社事例より、同ソリューションのメリットを詳しく解説する。