デジタル化が進む現在、多くの組織がAPI中心でマイクロサービスベースのITアーキテクチャへ移行し、開発や運用のスピード、柔軟性、効率を高めたいと考えている。一方で、組織内でAPIとマイクロサービスの活用を最適化するサービス管理アーキテクチャの構築は分かりにくく、API管理かサービスメッシュかの二者択一で検討されがちだ。
実際には、両者は補完関係にあり、連携させることでより効果的なサービス管理アーキテクチャを実現できる。これにより、新しいサービスやAPIの開発速度の向上、アプリケーションの立ち上げや更新の迅速化、ユーザーのニーズに応えるサービスの構築が可能になるという。
本資料では、API管理とサービスメッシュの役割や仕組みを解説した上で、両者の類似点と相違点、トラフィックパターンの方向やドメイン境界の考え方を踏まえた適材適所の使い分けを紹介している。さらに、「両技術を効果的に併用するアプローチ」「構築に適した製品を統合することで得られるメリット」「デプロイに向けた具体的な指針」などを紹介している。