人間の介入を必要としない「エージェンティックAI」を営業に取り入れるメリット

　エージェンティックAIとは、人間の介入をほとんど必要とせず、自律的に意思決定を行い、行動を実行し、状況の変化に適応するAIシステムを指す。これにより、ソフトウェアは単なるツールから、従来人間が行っていた反復的な業務を自律的に処理するデジタルレイバーへと進化することになる。

　実際、ある調査では、エージェンティックAIが企業の競争優位性や事業運営モデルに大きな変革をもたらしている、あるいは、今後18カ月間で変革をもたらすとした回答者が66％に上った。このような変革はあらゆる部門で進むとみられるが、中でも特に影響が大きいのが「営業」領域だ。担当者が本来の活動に費やせる時間は業務時間全体の3分の1未満にとどまり、事務作業などに多くの時間が割かれている。

　AIセールスエージェントを活用することで、パーソナライズされたコミュニケーションを大規模に展開し、アウトリーチの拡大が期待できる。また、インバウンドリードのナーチャリングにおいては、全てのリードに対する対応精度の向上などが見込まれる。他にもさまざまな役割を果たすエージェンティックAIについて、本資料ではさらに詳しく紹介する。