ビジネスにおけるコミュニケーション手段として多くの組織が利用する「メール」だが、その運用においてヒヤリハットを経験したことのあるビジネスパーソンは多いのではないだろうか。メールのやりとりでは、宛先の間違いやファイルの添付ミスなどの誤送信が発生しがちだ。実際に、2025年3月には日本マクドナルドが、同4月にはみずほ信託銀行がメール誤送信事故を起こしている。
このように、メール誤送信は多くの組織にとって、日常的に起こり得る身近なリスクといえる。実際に誤送信に至らなかったとしても、ヒヤリハットは大事故の前兆でもある。「ハインリッヒの法則」によれば、「重大事故1件の背後には29件の軽微な事故と300件のヒヤリハットがある」とされている。ひとたび大事故を起こしてしまえば、競争力の低下や信頼の失墜を招くだけでなく、損害賠償の発生にもつながりかねないため、早急な対策が求められる。
本資料では、メール誤送信対策が求められる理由を整理しながら、必要な対策とその実践方法について解説する。本資料を参考にメール誤送信対策の重要性と自社の状況を確認し、誤送信防止の取り組みを進めていただきたい。