脱VMwareの本命になる？　約150の検証で分かったKVMベースの仮想化基盤の実力

　VMwareがBroadcomに買収されたことで、従来の永久ライセンスが廃止され、サブスクリプション契約への移行が求められるようになった。コスト増加への懸念からインフラ戦略の再考を進める企業が多い一方、対応を決めかねているケースも少なくない。このような中で注目されているのが、KVMベースの仮想化基盤 HPE Morpheus VM Essentials Software（HVM）だ。

　本資料は、この仮想化基盤において「導入と設定」「仮想マシンの作成（Windows／Linux）」「スナップショットの作成／削除」「ライブマイグレーション」「HAクラスタリングフェイルオーバー」「Network／HBAのパス障害」「VMware環境からの移行」など、約150項目に及ぶ検証の結果をまとめたものだ。

　その結果、基本的な機能は安定して稼働し、HAやライブマイグレーションも問題なく実行できることが確認された。設定にはLinuxになじみがないと苦戦するなどの課題はあるものの、VMware環境の有力な選択肢となるポテンシャルを秘めていることも分かった。本資料では、検証内容の詳細を解説する。