資生堂グループの戦略的子会社としてDX加速と事業モデル革新を担う資生堂インタラクティブビューティーは、顧客データ活用に課題を抱えていた。求めるデータを一度で抽出できない場合があり、施策の準備段階ともいえるデータ活用に手間と時間がかかっていたという。併せて、販売チャネルやブランドごとにデータが分断されていたことも問題になっていた。
同社は、顧客個人に合ったビューティー体験提供に向け、複数の会員制度を統合。さらに、顧客理解深化とロイヤリティー向上のため、カスタマーデータプラットフォーム(CDP)を導入した。同CDPを活用し、分散されていた顧客データの統合と、精緻な顧客セグメント作成を実行。顧客の行動やロイヤリティーが高まっていく過程を数値で可視化し、得られたインサイトを顧客育成施策に反映することで、ロイヤリティー向上につなげている。
本資料では同社に加え、ライオン、パナソニック、ソニーマーケティングといった消費財メーカーでの同CDP運用による顧客データ活用事例を紹介している。ぜひ参考にしてほしい。