ソフトウェア開発における致命的なボトルネックの多くは、上流工程にある。要件定義が曖昧なまま設計プロセスに進むことで、工数の肥大化や、納期の遅延が発生しているのだ。このような状況が慢性化している理由の1つに、現場のスキル不足や、PMに依存した開発体制を解消するための仕組みが整っていないことがある。
また、ドキュメントと実装内容のズレが発生する構造的課題や、関係者との打ち合わせの準備に開発者が多くの時間を取られていることも問題視されている。こうした課題は、ソフトウェア開発の効率を低下させる原因となるばかりか、人材の疲弊や離職にもつながってしまう。そこで解決策として注目したいのが、AIの活用だ。
AIを使うことで、要件定義の自動作成や、打ち合わせでの聞き漏らし/確認漏れ事項の自動抽出、ドキュメントの変更履歴管理などが可能となり、プロジェクト全体で約30%以上の効率化が見込めるという。本資料では、ソフトウェア開発の要件定義/設計に潜む非効率の正体を暴くとともに、それらを解決するAIの活用方法を紹介しているので、参考にしてほしい。