デジタルコンテンツを含むオンラインでの購買活動が活発化する中、その支払い方法に変化が起きつつある。SBペイメントサービスの調査によると、よく利用する決済手段としては男女・キャリアの違いを問わず「クレジットカード決済」が1位となったが、目立ったのが利用率の減少だ。2018年の83.6%から、2025年には52.2%まで年々減少し続けている。
代わって台頭しているのが、QRコードなどのキャッシュレス決済だ。特に伸長しているのが「PayPay」であり、最も利用する決済手段の年代別では10代男女のいずれも1位、その他の年代でもクレジットカード決済に次いで2位と高い支持を得ている。その他にもPayPayのようなQRコード決済が上位を占めた。
また、重要さが改めて浮き彫りになったのが決済手段の不足がもたらす影響だ。男女とも約6割が「よく利用する決済手段が利用できない場合はサイトを離脱する」と回答。この中には、その他のサイトや実店舗を探してでも購入する層が約45%を占めており、購買意欲の高い顧客を失うリスクが明らかになった。本資料ではこのように調査結果を深掘りし、デジタルコンテンツ・サービス支払い時における実態を明らかにする。