ランサムウェアを阻止するための、エンドポイント保護のベストプラクティスとは

　ランサムウェアは最も深刻なサイバー脅威であり、年々その被害が拡大している。2024年版の調査によれば、2023年には約60％の企業がランサムウェアの被害にあっており、そのうちの70％がデータを暗号化されているという。また、修復にかかる平均コストは273万ドルにも及び、これは前年比50％もの増加だ。そして、復旧に1カ月以上を要した企業は34％に上る。

　この調査結果からも、ランサムウェア対策および復旧戦略の強化は、現代の企業にとって喫緊の課題であることが分かる。ただし、「保護」から「インシデントが発生した場合の復旧」まで、包括的な対応を実現するためには、さまざまな面を考慮する必要がある。

　本資料では、エンドポイント保護を中心に、包括的なランサムウェア対策について解説する。ランサムウェアの基本的な対策ポイントを紹介した上で、エンドポイント保護のベストプラクティスについて解説。さらに、ファイアウォール、NDR、XDRなどを取り入れた多層防御によって、包括的なランサムウェア対策を実現する方法も紹介する。具体的なソリューション群も取り上げているので、ぜひ参考にしていただきたい。