セキュリティ運用のサイロ化により、アプリケーションセキュリティ(AppSec)、クラウドセキュリティ(CloudSec)、セキュリティ運用 (SecOps)の各チームは分断され、異なるツールやワークフローで作業している。こうした部門間の壁は、コラボレーションを妨げ、対応の遅延を引き起こしている。
今、組織に求められているのは、部門の壁を越える新たなアプローチだ。データの統合、ワークフローの自動化、AIによる分析を活用することで、セキュリティチームは可視性を共有できるようになり、攻撃者による分断の悪用に劣らぬ俊敏さで脅威の検出、調査、対応を行うことが可能となる。同じ情報を基にすることで、インシデントには迅速に対応でき、組織全体でリスクを低減できる。
本資料では、クラウドセキュリティに関する課題について解説した上で、アプリケーションからクラウド、SOCまでを網羅する統合型アーキテクチャにより、リスクの可視化と迅速な対応をどのように実現できるかを紹介する。複雑化が進むクラウド環境において、効果的なセキュリティ運用を再設計する上で、ぜひ参考としてもらいたい。