市場調査・トレンド
株式会社電通総研
製品カーボンフットプリント(CFP)の算定方法とは? メリットや注意点を解説
コンテンツ情報
公開日 |
2025/07/04 |
フォーマット |
URL |
種類 |
市場調査・トレンド |
ページ数・視聴時間 |
11分52秒 |
ファイルサイズ |
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要約
世界中でカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みが加速する中、「欧州電池規則など各種規制への対応」「ボトルネックになる製品/プロセスの特定」「低炭素商品のPR」などを目的に製品カーボンフットプリント(CFP)を算定する企業が増えている。
CFPは、企画/設計段階で決まることがほとんどだ。そのため、製品開発の段階でCFPを見積もり、削減活動を進めることが必要になる。製品の開発部門や生産部門において、排出量削減のアイデア出しを行う際は、製造/設計パラメータなどライフサイクルのステージごとに影響を与える数値を整理し、削減のメカニズムを可視化することが有効だ。また、排出量削減の活動を進めるためには、従業員が環境問題を自分事と捉えられるように、カーボンニュートラルに関連する活動に関わる環境を作ることも求められる。
原材料の調達における排出量の割合は比較的多い傾向にあるため、材料の削減や切り替えを検討するとともに、サプライヤーと連携しながら排出量の削減に取り組んでいくことも重要だ。本動画では、このようにCFPを算定する上で重要なポイントを解説する。