通信キャリア、都市インフラ、システムソリューションの3つの柱で事業を推進するエクシオグループ。同社では、2007年から稼働している基幹システムと周辺システムの老朽化に伴いさまざまな課題が浮上しており、その解消に向けシステムの刷新に踏み切った。
まずは、運用の継続が限界に近づいていたERPフロントから更改プロジェクトをスタートさせた。人事給与や勤怠管理など全社共通の領域はSaaSやパッケージソフトを活用。また、既存のパッケージ製品で対応が難しい業務においては、ローコード開発プラットフォームを使用した独自開発で対応し、このプラットフォームを中心に各システムや機能モジュールが柔軟に連携できる仕組みづくりを進めていった。
それにより、ビジネス変化への対応力を高めたシステムを実現するとともに、OSやハードウェアの保守期限切れに伴うセキュリティリスクの排除やユーザビリティの向上など、多様な成果を生み出している。また、内製の拡大とノウハウの獲得という目的も達成できたという。本資料では、同社のシステム刷新プロジェクトについて、詳しく紹介する。