JAグループ大阪の総合情報センターとして、事業や業務を支えるシステムやサービスを提供する大阪府農協電算センター。JAの業務を支える重要なシステムを運用している同社には、高いレベルの可用性と処理性能、セキュリティが求められている。
しかし、業務のデジタル化が進み、データ量が従来の約2.5倍に増大したことでインフラの負荷が高まり、大幅な性能の向上が必要になったという。そこで、堅牢性と可用性、移行コストなどの面から、旧来から使用してきたサーバの後継機にフラッシュストレージを組み合わせて導入する。その結果、アプリケーションサーバとデータベースサーバのそれぞれにおいて、HAクラスタの構成がとれるようになり、高い可用性を確保することに成功。
またフラッシュストレージに切り替えたことで、約4時間もかかっていたバッチ処理が2時間程度で完了するなど性能が大幅に向上した。さらにデータ量やワークロードの増大にも余裕をもって対応できるようになったという。本資料では、同社の事例を詳しく紹介する。