菓子・アイスクリーム・健康雑貨の製造・販売を手掛けるロッテは、2018年に行われた菓子・アイス事業の統合を機に、業務システムをAmazon Web Services(AWS)に移行した。その過程で、DX推進には内製化が重要であると認識し、データ分析基盤の内製化を決定した。
同時期、販売計画システムとの連携が必要となり、先行してデータ連携基盤の内製構築に着手した。しかし、AWS開発の経験がなく、自力での構築は難しいと判断。そこで、品質の高いデータ連携基盤の構築と、AWS活用人材の育成を目的に、開発パートナーの支援を受けることとした。
パートナーの手厚い支援により、約4カ月で基盤の構築と販売計画システムとの連携を実現した。プロジェクトに携わった社員はエンジニアとして大きく成長し、その影響は他の社員にも広がった。プロジェクトで得たノウハウを生かし、同社は当初の目的である全社共通のデータ分析基盤の構築を進める計画だ。本資料では、同社の取り組みを詳しく紹介する。