従来の受注業務は、「電話やFAXでの対応」「訪問営業に伴う基幹システムへの手入力」が主流だった。しかし、聞き間違いや入力ミスが発生するケースも多く、効率性が課題になっている企業は少なくない。そこで、これらの作業をWebに移行して手続きを自動化する“受注業務のDX化”が注目されている。
それを実現するには、企業間取引の注文書や請求書などを電子化するElectronic Data Interchange(EDI)と、法人間取引の業務を行うためのB2B ECという2つの手段がある。新規顧客の獲得や売り上げの拡大を目的とする場合、単純な受注だけでなく、豊富な情報を掲載できるB2B ECが有効だ。B2B ECを構築する際は、まず目的を整理し、最終的なゴールを定めておくことが必要になる。
そして目的や企業形態に最適なECサイトの種類を選ぶことが重要だ。本資料では、受注業務のDX化に関する基礎知識を解説するとともに、「EDIとB2B ECの違い」「B2B ECで解決できる課題」「B2B ECを構築するための7つの手順」などについて紹介する。受注業務のDX化を検討している企業は、ぜひ参考にしてほしい。