法人間取引において欠かせない「基幹連携」をスムーズに行うためのノウハウ

　企業の根幹となる基幹業務を管理する基幹システムと、他のシステムを連携させることを「基幹連携」という。これにより基幹システムは、より高い効果を発揮する。特に、B2B ECなどの法人間取引において、基幹連携は不可欠だ。基幹連携により、業務効率化、素早い出荷対応、ヒューマンエラーの削減などのメリットが得られるからだ。

　基幹連携には、一般的に2つの方法がある。1つ目は、「API連携」だ。これは、データを受信する側のシステムにAPIを準備し、送信する側のシステムと相互にデータをやりとりする方法だ。これにより、他システムの機能をひも付け、多角的に情報を活用できる。2つ目は、「ファイル連携」だ。送信する側のシステムからCSVやExcelファイル形式で出力し、受信する側のシステム上に取り込むことで、データを反映させる。

　どちらの方法でも、セキュリティ対策、データ連携のタイミング、連携するデータの内容や範囲の設定、トラブル発生時の対応などの事前準備を行っておくことが重要だ。本資料では、基幹連携のメリット、連携方法、連携する際の注意点などについて詳しく解説する。