DX推進が加速する中、人材を確保するため、社内人材の育成に取り組む企業が増加した。しかし、これらの対応は座学研修のインプットだけで終わることも多く、学習した内容をいかに実践につなげていくかが課題となっている。こうした背景から注目されているのが、ノーコードツールを活用した業務改革と人材育成の両立だ。
DX推進を掲げる一方、システムに詳しい人材の不足を課題としていた京セラでは、期間限定での異動を公募し、現場メンバーにノーコードツールを学んでもらい、現場に戻ってもらう人事異動を保証した。これにより、現場メンバーのITスキルが向上し、現場のニーズに沿った開発と大規模なツール活用を実現。これらの相乗効果により、年間780時間程度の工数削減につなげることができたという。
本資料では同社の他、現場社員によるアジャイル開発環境を実現した日清食品グループや、DX推進部門主導の人材育成を進める日本航空など5件の事例を紹介する。DX推進責任者向けのガイドラインやオンラインセミナーなどについても掲載しているため、併せて参考にしてほしい。