人事評価業務において、紙やExcelを用いた運用は、進捗管理やデータ集計に多大な労力を要する。ゴルフのクラブシャフトの製造と販売を手掛けるグラファイトデザインも考課表の回収に1カ月、集計に2週間を費やす状況が続いていた。同社は、USBメモリでExcelの考課表を配布しており、「USBメモリが読み込めないなどのトラブル」「USBの紛失リスク」も課題だったという。
そこで同社は、これまでの評価の仕組みや運用をそのまま活用できる評価ツールを導入。導入後は、回収期間が3日に短縮され、集計も即時対応が可能になり、大幅な効率化を実現した。その後、同ツールのクラウド版へ移行することで、柔軟な働き方の実現とデータの活用体制の整備を進めている。
本資料では、現場の視点で語られる導入の背景や効果、クラウド移行後の変化、将来的な活用の展望まで紹介する。人事制度の見直しを検討する、特に従業員100人以上の企業にとって、実践的なヒントが詰まった内容だ。