ブラジルに本社を置く電気/電子機器メーカーであるWEGは、イノベーションを優先事項にしており、研究開発に継続的な投資を行っている。しかし同社では、「手動で行われるインフラのプロビジョニング」「標準化されていないKubernetes環境」「複雑なLinuxの運用」などが大きな課題になっていた。
また、一部のLinuxディストリビューションのサポート終了に伴い、セキュリティと運用のリスクへの対応も急務だったという。そこで同社は、「Kubernetesクラスタを一元管理できる管理基盤」「異なるLinuxディストリビューションを横断的にサポートしてくれるサービス」を導入する。
前者の基盤によってKubernetesクラスタの管理を統合/自動化し、アプリケーション環境の構築を91%以上の高速化を実現。設計/エンジニアリング系のアプリケーションもコンテナ化し、リソース使用率も最適化した。後者のサービスによって、4種類のディストリビューションを統合し、メンテナンスのコストが大幅に削減できたことで、12~18カ以内に投資対効果(ROI)の回収を達成したという。本資料で同社の事例を詳しく解説する。