DXやクラウド利用、生成AI活用の進展に伴い、企業の蓄積データ量が増大し続け、これを狙うサイバー攻撃も激化している。保護やコスト、運用面の問題から、オンプレミス環境への回帰が進む中、利便性と費用対効果を両立する仕組みとして再注目されているのが「テープメディア」だ。近年、大容量化や可用性向上が進んでおり、大容量ファイルを効率的に保管するためのプラットフォームとして期待されている。
こうしたニーズに応え、IBMテープライブラリを活用した階層管理型データプラットフォームソリューションが登場した。高速ストレージとテープライブラリをシームレスに運用できる階層管理型ストレージで、アクセス頻度に応じた使い分けが可能となり、単一のファイルシステムとして運用できる。テープの読み込みには若干の時間を要するものの、1巻で最大50TB、テープライブラリ全体で数百PBの保存領域を安価に確保できる。
提供元はIBMの子会社だったため、導入・運用の豊富な実績とノウハウを持ち、多様なニーズに対応できる。低コストかつセキュアなデータ管理を実現したい企業は、ぜひ検討してほしい。