自動車部品製造を主軸に、グローバルにビジネスを展開する東海理化。技術や市場の変化が激しい自動車業界にあって、同社は変化に対応するために、全社一体となったDXに着手する。そのためには、デジタル人材の育成やセキュリティへの対応が急務だった。また、B2C新規事業開拓や自動運転分野などの技術進化を支えるための新たなプラットフォームも必要としていた。
同社の業務システムは従来、VMware vSphereを利用したレガシー仮想環境において、250台のサーバ群で運用してきた。しかし、レガシー仮想環境下では、さまざまなトラブルが発生し、ベンダーロックインも含めて解決困難な課題が多発していた。
そこで同社は、新たな仮想化プラットフォームへの移行を断行。250台のサーバをオンプレミスとパブリッククラウドによるハイブリッド運用に切り替えた。これにより、クラウドとオンプレミスの最適なバランスが確保できた他、最新の技術と市場に対応できる基盤が確立できたという。本資料では、移行の背景や移行後の効果、将来展望などを詳しく紹介しているので、システムインフラのモダナイゼーションの参考にしてほしい。