キッティング作業の効率化は「自動化」と「高速配信」がポイント

　PCの導入におけるキッティング作業は、台数が増えるほど作業時間や人手が増大する。特に、数十台、数百台規模のPCを一度にセットアップする場合、共通の設定を施した「マスターPC」を作成し、そのマスターイメージをネットワーク配信で各PCに展開する手法が効果的である。ただし、この手法を採用する際には、マスターイメージの配信速度が重要になる。

　本資料で紹介するキッティングツールは、独自の配信技術を活用することで、サーバやネットワークへの負荷を軽減し、PCの台数に影響されることなく高速なデプロイを実現する。さらには、ネットワークを用いずにUSBメモリだけで実行可能なスタンドアロン方式でのデプロイにも対応しており、柔軟な運用が可能な点も大きな特徴だ。

　また、本資料では、キッティングをさらに効率化するためのポイントとして、マスターイメージ展開後のデプロイ先PCの初期設定の自動化についても、その有用性や概要を紹介している。