大日本印刷では、従来の強みである印刷技術だけでなく、ICカードの製造・発行と、それに付随するシステムやサービスなどのプラットフォームの提供も行っている。そんな同社のプラットフォームサービスは、積極的にクラウドを活用するマルチクラウド戦略を打ち出しているが、そこで課題となってきたのがクラウド環境のモニタリングである。
クラウドベンダーが提供している標準の監視サービスは、ツールごとに使用感が異なり、学習コストがかさむという課題があった。また、クラウドを跨いだ各種データをつなぐための手間も問題だった。例えば、障害が発生した場合に、分断されているデータを手動で収集したり、つなぎ合わせたりする必要があり、障害解決までの時間に影響が出ていた。
本資料では、マルチクラウド環境におけるモニタリングの課題に対して行った大日本印刷の取り組みを事例として紹介している。同社が、マルチクラウド環境において、どのようにしてログ、メトリクス、トレースなどの情報を単一プラットフォームに収集し、内部で自動的に関連付けを行い、障害対応の手間と時間の大幅な削減につなげたのかを、本資料で確認してほしい。