三井住友ファイナンス&リースでは、サービスの提供に際してスピードを重視しており、新規の情報システム開発は原則として内製化しているという。同社が、企業向けに提供している資産管理のDXを支援するSaaSも、自前による開発と運用だ。同サービスは、スマートフォン上のAI/IoT/ARなどを利用して、モノと資産簿をシームレスに連携させるというもので、棚卸や入出庫管理における精度の向上と工数の削減を実現する。
同サービスをリリースする際は、システムの安定稼働という観点から高精度のモニタリング環境が必要だったという。「スピード重視の観点から短期間で導入できること」「自前での運用が前提となるため容易に扱えること」が、製品を選定する際の重要なポイントになった。
同社は、これらの要件を満たした統合監視基盤の導入を決断。モニタリング未経験のチームがわずか3カ月で導入を完了させた。そして同基盤を導入した4カ月後に同サービスを正式にリリースしたという。本資料では、同社の事例を詳しく解説する。