インターネットブラウザとしての基本機能だけでなく、便利な拡張機能が多数存在するGoogle Chrome。導入が容易であることからユーザーが独自に拡張機能をインストールしている可能性があり、IT管理者にとって問題となっている。ユーザーデータを適切に保護するためにも、拡張機能の管理戦略を立て、運用・監視を効率化したいところだ。
拡張機能を管理する方法は複数あるが、ほとんどの組織で有効なのが、アクセス権と権限に基づいて拡張機能を管理する方法だ。ユーザーのPCにインストールされている拡張機能を確認するツールを利用することで、管理者とユーザーのどちらがインストールしたか、インストール済みのバージョン、ステータスなどの情報を確認でき、一度のポリシー設定でそれらをコントロールできる。従来のように、長い許可リストと拒否リストを管理する必要はない。
本資料ではこの他にも、拡張機能がアクセスできるWebサイトの管理、Chromeのクラウド管理ツールやWindowsグループポリシーによる管理方法など、Chromeブラウザにおける拡張機能の多様な管理方法について解説していく。